初度登録月日 平成11年8月
総走行距離数 457,000km
型式 CR52V
エンジン型式 3C
走行した後、一旦「キーOFF」にしてから再びエンジンを掛けようとしたが掛からず、何度かセルを回すとエンジンは掛かるがその後吹け上がらなくなってしまった・・・なぜ??
工場へ入庫してから車両の状態を確認すると・・・
*これは{キーON}の状態の写真ですが、エンジンを始動してもチェックランプは消えずに点灯していたので診断機で点検。
すると・・・
「P1122 アクセル全閉SW ON故障」
と出ました。
一度消去して再度同じ症状を出すために試運転を・・・
最初はアクセルを踏んだら踏んだ分エンジンの回転数も上がっていきましたが、走行している途中、急に・・・
同じようにまたエンジンチェックランプが点き、全然吹け上がらなくなってしまいました。
いろいろ点検をしていると・・・(具体的な資料がなくてすみません・・・)
どうやらこの
『アクセルポジションセンサー??』
が、悪さをしているのではないかと・・・
このセンサーだけの部品供給がなかったため「アクセルペダル アッセンブリ」の交換となってしまいましたが、交換後は症状も消え無事に完治しました。
吹け上がらなくなってしまったのも、エンジンチェックランプ点灯により
「フェイルセーフ」に入ってしまい、エンジンの制御がかかってしまったものだと思われます。
これだといくらアクセルを踏んでも一定の回転数までで止まってしまい吹け上がらないようになってしまいます。
フェイルセーフに入ってしまうと、車を守るため最低限の走行しかしないので本来の走りは出来なくなってしまいます。
そうなってはスピードも出なくなるので、道路を走行中は大変危険(というか、周りに迷惑を掛けてしまうことが多い)なので無理せず掛かりつけの整備工場などへ連絡することが第一です。
どうしようも出来なくなってしまった場合は「ハザード」を点滅させながら左に寄りながら無理せずゆっくり進んでいくしかないかもしれません。
ですが、実際に「これはフェイルセーフに入っているから・・・」と、フェイルセーフに入ったことをわかっていること前提での話しになります。
現実にはチェックランプが点灯してエンジンの調子が悪くなってしまった場合は何が起こったのかわけがわからなくなって心配になることが大半だと思いますので症状をしっかりと確認して、お近くまたは掛かりつけの整備工場へ連絡しましょう。
それでは、良いカーライフを。