車を運転中、視界が悪くてウォッシャー液を噴射しようとスイッチを押しても液が出てこない・・・なぜ??
こういったこと、何度か経験のある方は多いのではないのでしょうか?
簡単にウォッシャー液が出なくなる原因(理由)を解説していきます。
・ウォッシャー液がカラッポになってしまった。
・ウォッシャー液を噴射するためのモーターが故障してしまった。
・モーターに電気がきていない。(配線の不良、もしくはスイッチの故障)
・ウォッシャー液が噴射するまでに通る管(ホース)が外れてしまった。(もしくは切れたり破れたりして途中でこぼれてしまっている。)
まずは、一番多い
『ウォッシャー液が無くなった場合の注意点』
ウォッシャー液が出ないことで焦ってしまったりどうしたらいいかわからなくなる人もいらっしゃると思います。
「ウォッシャー液がなくなっただけでガソリンスタンドに行くのも・・・」
と思ったり、
「かといってどうやって補充するのかわからない・・・」
なんて人もいると思います。
ウォッシャー液を出したいときに出ないということは視界不良での運転となるのでとても危険ではありますので早急に補充されることをオススメします。
なのでできれば、
最寄のスタンド、もしくは整備工場などで『点検&補充』などをされるのが一番安心できることと思います。
近くにそういったものが無く、コンビニなどでウォッシャー液を購入して補充する場合は注意が必要です。
まず、
「ボンネットを開ける」
という作業を覚えましょう。
今までボンネットを開けた事がない人でも緊急時には最低限、自分一人でも対処できる手順を掲載します。
*この写真の車はちょっと年式の古い車(三菱・トッポBJ)ですが、国産の車は大体運転席の右下の所にボンネットフードを開けるレバーがついています。
フードを開けるとストッパーがあるのでフードが落ちてこないように固定して・・・
この蓋を開けてウォッシャー液を補充します。
*エンジンルームの中にはいろいろ液体の入っているタンク&フタなどがありますので入れ間違いなどに十分に注意してください。(マークや文字を確認すること)
通常、ウォッシャー液をガソリンスタンドや整備工場などで定期的に補充している方は大丈夫かと思いますが、自分自身でいつも補充している方は・・・
混合しないように気をつけてください。
何種類かのウォッシャー液が存在してますので裏面の記載をよく読んで補充してください。
ウォッシャー液を補充しても液が噴射されない場合は・・・
まず、スイッチを操作したときに
『ヴーーーーヴーーー』
と、モーターの駆動する音が(エンジンルーム内のウォッシャータンク下ぐらいから)聞こえるか確認する必要があります。
聞こえるのであれば、どこかでホースが外れているかホースやノズルが詰まっている可能性があります。
音が全くしないのであればスイッチや配線関係の点検やモーターの駆動点検をしなければいけません。
ウォッシャー液は視界を確保する為の大事なモノです。
もちろん、ウォッシャー液が出ていてもキチンとワイパーで拭き取れなければ意味がありません。
ワイパーのメンテナンス(切れていたり拭き取りが悪い場合は交換をしましょう!)も忘れずに!
雪国&極寒の地域でのウォッシャー液が出ない場合。
これは雪国あるあるなんですが、「夏」にウォッシャー液を薄めて入れている人、何を入れているかわかっていない人は要注意です!!
こっちで売られているウォッシャー液は原液で耐久温度??が「-30℃」までと、濃いものが販売されていますが、夏にはそれほどの濃さは必要ないからと水で薄めて入れている人(業者)がいます。
冬が来る前に原液を補充するか濃度を確認して最低気温を下回らない濃度まで調整してもらうかしないと・・・
【寒さでウォッシャー液が凍って出てきません】
これが、雪国のウォッシャー液が出ない理由の一つです。(番外編です)
ウォッシャー液が入っていて、モーターの音がするときはノズルやホースの所で凍っていないか確認してみてください。
それでは良いカーライフを。