ハイラックスサーフのドアロックが作動しない理由とは?

ハイラックス・サーフの鍵が突然勝手に掛かる!?車幅灯やテールランプも点灯したまま消せない。原因を探求しました。

f:id:kon-taku0229:20210315183137j:plain 車両情報

トヨタハイラックスサーフ

初度登録年月  平成10年12月

型式 KH-KZN185

総走行距離数 295,000km

症状:

入庫したときの状況は・・・

バッテリーが上がっていたのでバッテリーを交換した。

その後、車幅灯や尾灯(テールランプ)が点灯して(スイッチ操作などはしていない)消えない。

ドアの集中ロックがいきなり作動し全ての鍵が勝手に掛かってしまう

とのこと。

調べてみると・・・ (いろいろ状況も深く聞いていくと・・・)

どうやらバックドアを開けて、閉めた時にその症状が出るようだ。

なので・・・

怪しい箇所を点検してみることに・・・

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バックドアを開け閉めした時に症状が出るということは…

配線が何かしらの不具合(ショートなど)を起こしているものと考えましたので

f:id:kon-taku0229:20210315183453j:plain ⬆️ ココに沢山の配線達が隠れているので点検してみることに…

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このゴムのカバーをめくってみると… f:id:kon-taku0229:20210315183217j:plain

やはり‼️

配線が何本も剥き出しになってしまっているではありませんか⁉️ f:id:kon-taku0229:20210315183228j:plain

劣化で被覆が切れているのとショートが原因なのかドロドロになった跡が・・・

ココは配線を繫ぎ直しはんだ付けをして配線を修復!!

これで修理完了と思いきや・・・

ライトが点いたり鍵が掛かったりなどの症状はなくなりました。

がっ‼️‼️

しかーーーし‼️‼️‼️

今度は鍵の集中ロックが作動しなくなるという症状に見舞われてしまいました。

集中ロックが作動しない原因を探求しました。

先ほどまでバックドアを閉めた時に要求もしていないのに勝手にすべてのドアのカギを閉めていたはずの「集中ロック」。

今度は

「キー連動のドアロックスイッチ(運転席側のドア)」

を開け閉めしても

室内のパワーウィンドウスイッチ(パワーウィンドウマスタースイッチ)に付いている

「ドアロックコントロールスイッチ」

を押してみてもまるで反応がない

ですが、単体点検でドアの内側に付いている『アクチュエーター』をバッテリーに直接繋いでみると…

カチャ‼️

っと、ドアの開閉が出来ます。

と、いうことは…

コレを統一して管理している所が

あ、あやしい

と、いうことで…

室内の運転席の足元(右側)にあるヒューズボックスを点検してみました。

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↑いろいろ取り外して・・・

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配線など点検して・・・

(工具などグチャグチャしててすみません・・・)

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これがヒューズボックスです。

四方にツメがあるのでマイナスドライバーなどでこじって開いてみると・・・

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基盤やいろんなものが見えてきました。

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四隅のネジを外し基盤を外してみてみると・・・

あれ??

なにやら形のおかしいものがあります。

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この

『TAIKO TB2-100P』

という部品の形状がおかしいではありませんか⁉️

この部品は

『車載用 リレー』

で、小基盤に使用されるリレーのようです。

あきらかに状態がおかしいので交換しようとしましたが、どうにもこのリレー単品では私の力では買えそうになく、

仕方なくリレーボックスごとを購入するため

まずは参考価格として新品を聞いてみると・・・

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『ドライバサイド ジャンクションブロック』

定価 50,200円

ですが、販売してない状態。

(っていうか、ない。生産終了。)

中古も解体業者などをあたってみても…

ない。

➡(この車は海外へ流れて行ってしまうため中古部品がなかなか無いのだそう・・・)

で、困った時の『ヤフーオークション』を見てみることに。

略して『ヤフオク』です。 f:id:kon-taku0229:20210317180416j:plain

この車両の型式は、

KZN185

ですが

写真で見る限り同じように見えたので

RZN185W

の部品ですが

ポチポチっと落札

ドキドキしながら…

数日後…

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届きました!!

外側は同じに見えますが・・・

一応、カバーを外し、中身を点検…

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無問題でした。

このまま基盤だけを交換してみると…

正常に戻りました‼️

今回は

配線が切断されて

切断された配線同士が接触してショートを起こしてしまったことと

ヒューズボックス(ドライバ サイドジャンクションブロック)のリレーが故障をしてしまったことで

混乱してしまいましたが

ずっと回路図と睨めっこした甲斐もあり、なんとか解決に至りました。

これで、毎回手動で鍵を掛けずに済みそうです。

イプサムのABSが止まり際に作動してしまう件について

トヨタイプサム(ACM26)のABSが勝手に作動してしまう。その原因を調査しました。

車両情報

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トヨタイプサム

初度登録年月 平成14年1月

型式 TA-ACM26W

総走行距離数 約200,000km

症状

停車するときに止まる直前でABSが『ガガッ』っと作動してしまう。

➡決して急ブレーキを掛けているわけではありません。

・ゆっくり走行している状態でのブレーキでは作動しない。

故障コードはナシ

G-SCAN(TAB)でデータモニターを記録してみました。

こういう症状は走行してみてデータを取りながら一つずつ潰していく「消去法」で・・・

まずはABSのデータを取っていきます。

*ABSと言っておりますが、正式には「車輪速センサー」です。

➡ここではABSと言わせていただいております。ご了承ください。

すると・・・

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(見辛くてすみません…)

この『データモニター』では…

止まる直前で『RR(右後ろ)』の車速センサーの値だけが一早く『0』になってしまっています。

と、いうことで実際にABSの点検をしてみます。

とは言っても

年式と車体の腐食具合から

ABSを直接外すことは困難と判断。 (外す時は、壊すことを前提にお客様に了承と確認が必要かと思います。)

今回はドライブシャフトを外して確認することに…

すると…

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ABSのセンサー部分えぐれています。

そして…シャフトの凹凸部分には

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センサーの一部??

と、思われる物が詰まっています。

コレが原因の可能性大です。

ABSの異常(故障コード)は出していないものの、停車直前だけその影響が出てしまうという…

ちなみに… RL(左後ろ)の正常な状態は…

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こんな感じの状態です。

ドライブシャフトとハブ(ABS付き)を中古で交換した結果

改善されました。

異常無しです

やはり…

ABSの『特性異常』が原因でした。

トヨタ関係者の方から事情を伺っても

「止まる直前でABSが作動する場合は大抵センサーの不具合が原因」だそうです。

外せる場合は目視で点検。

外してシャフトの凹凸を清掃したり、センサーの清掃を試みるのだそう・・・

(エアーガンでプシューっと飛ばしてみる)

こんな症状でお困りの方がいましたら参考にしてみてください。

あくまで一つの情報としてお受け取りください

P0172 日産サニーの「空燃比リッチ異常」の恐怖

突然、メーター内のエンジン警告灯が点灯!その原因を点検しました。

*これは失敗談です。誰かの参考になればと思い投稿します。未熟者の投稿と思いお読みくださいませ・・・

車両情報 日産・サニー

初度登録月日 平成15年1月

型式  TA-FNB15

原動機型式  QG15

総走行距離数  91,705km

症状は・・・

スキャンツール(G-SCAN Tab)使用

・故障コード『P0172 空燃比リッチ異常』

・アイドリングが不調(ガタついた感じがあり)

・O2センサーの数値が「0,8~0,9V」のリッチで張り付き(アイドリング時)

・エアーフローメータの数値(暖気後)が「1,3~1,5V

・基本噴射量「3,0~3,3ms」(暖気後)

・Co、Hcの数値が車検で受からないほどの数値(振り切れて測定不可)

・空燃比補正値「75%」(ほぼ固定)で100%に戻そうと補正が掛かるときにエンジンの調子が悪くなる。

・電気負荷(A/C ON)を加えてやると状態が落ち着くことも・・・

・スロットルボデー手前のホースを抜いて自然吸気量を強制的に増やすと・・・調子が戻る。

(O2センサーの数値も上下するようになる)

以上のことや様々な情報をみて・・・

エア・フロー・メーター

交換

経済的なこともあり

新品はアッセンブリしかないようで{単体供給がない}4万円以上もするということなので

仕方なく『中古品』で対応。

この選択が後になって迷宮へと・・・

中古品に交換した後・・・

全然、症状が改善しない・・・

焦ってしまった私は・・・

スロットルボデーを取外して洗浄し、

PCVバルブを交換し・・・

それでも解決せずタイムアップ。

結局、時間の関係もありディーラーへ持ち込むことに・・・

ディーラーの診断結果は・・・

エア・フロー・メータですね。」

基準値

「キーON エンジンOFF 1,0V」➡「1,13Vありました。」

「エンジン始動後(暖気後)で1,3V以下」➡「1,4Vくらいあったので」

自社にあった別のセンサーを付け替えたら元の調子に戻りました。

答えは

中古品も特性異常により故障していたのを取付けてしまっていたために改善されていなかった」です。

時間ばかりが掛かってしまい、交換したからと思い「そこはもう大丈夫」と思い込んでしまったがための失敗です。

ここでしっかり、「キーON時の基準値」などをちゃんと読み取れていたらそこも疑えていたのだと思います。

中古品はそういったリスクもあるのだと改めて思い知らされました。

《燃料を噴射する量を決めるセンサー》

・エアーフローメータ

・水温センサー

・O2センサー

・スロットルポジションセンサー(AACバルブなし)

がメインで噴射量を決めています。

空燃比リッチになる原因としては・・・

・上記のセンサー等の不良

・燃圧異常(高圧)*燃料がシリンダからオイルパンまで落ちエンジンオイルと混ざりガソリン混じりのエンジンオイル(オイル温度上昇でブローバイとして濃いガスを再循環)を燃焼

インジェクター不良(開きっぱなし/閉じ不良)

・PCVバルブ不良(閉じ不良)

・エンジンオイル多過(エンジンオイルの燃焼で、Co・Hcを濃くしている)

・チャコールキャニスターの異常(詰まり)などで生ガスが直に送られてリッチになることも・・・

・点火系の異常(スパークプラグ、イグニッションコイル、圧縮圧力不良)

などが挙げられると思います。

スキャンツールなどで確認しながら目視点検もして、故障しているか判断が出来ない場合はなるべく

安いものから交換していく

*時間を掛けてじっくり点検できれば、それが一番いいのですが・・・

あとは情報収集ですね。

ネットでの情報も多くはなり、よく拝見させていただいてますが、

まだピンポイントな情報や全く同じような車種や状態の情報は多くはありませんので…

少なからずですがコレも情報の一つとして誰かのお役に立てればと思います。

*あくまで決定打としてではなく参考までに・・・

トヨタ・ベルタのトランクが開かない!?その原因は?

トヨタ・ベルタのトランクを開けるレバーを引いても開かない理由は?点検してみました。

車両情報

トヨタ・ベルタ

初度登録年月  平成18年5月

型式  CBA-NCP9

通常、トランクを開けたいときは

運転席側にある

このレバーをあげるか・・・

後ろのトランクの鍵穴に直接カギを入れて回して開けるかのどちらかになります。

そのうちの

「運転席側のレバーが効かず全然トランクが開かない」

とのことで点検してみました。

点検した結果

レバーの部分を外してみると・・・

ワイヤーが切れてしまっています

コレが原因

いくらレバーを引いてもトランクが開かないレバーが軽くてスカスカな)状態になってたということです。

ワイヤーを交換しよう

まず、

レバー部分と周りの邪魔なモノ(シートやカバーなど)は

外していきます。

運転席も邪魔なので

ボルトを外して

席ごと取り外していきます。

取り外した後は

こんな感じでスッキリして

作業がしやすくなります。

トランクからは・・・

開けて右奥の・・・

カバーをよけてやると・・・

ワイヤーが室内に続いてるのが見えます。

そして・・・

アームにワイヤーが固定されているので

慎重に外していきます

↑ あとは

流れに沿って

外していって・・・

最後

(最後じゃなくてもいいです)

こちらを外して

逆の手順で取付けていけば

交換完了です。

エルフの「DPD手動再生」のランプが消えてくれない件

いすゞ・エルフの走行不良。そして「DPD警告灯」のランプが点灯。原因は??

車両情報

いすゞ・エルフ

初度登録年月  平成25年11月

型式  TKG-NHS85A

原動機の型式  4JJ1

総走行距離数  201,410km

状態・症状

メーターを見てみると…

手動再生のランプが点灯しています。

*アナウンスもあります。(再生してください)

そして…

エンジンを掛けた状態を見てみると・・・

エキゾーストブレーキ部分から

白煙が出てきています

診断機(G-Scan Tab)で見てみると・・・

P242F  PM過捕集

P2458  DPD再生時間異常

P2454  DPD差圧センサー系統低入力

P1455  PM過捕集2

と、出ました。

P242F

自動再生が未完了状態であったり、DPD手動再生表示灯(橙)またはDPDスイッチ押して下さい表示の点滅によって要求された手動再生をドライバーが不注意で無視したり、忘れたりすると生じる。

P2458

•DPD再生プロセス中に、頻繁に停止および始動するなどの排気温度が安定しない運転状況のとき、このDTCがセットされる。

•フューエルインジェクターの損傷など燃料システムに問題があると、このDTCがセットされる。

•酸化触媒が劣化もしくは損傷しているとき、このDTCがセットされる。

•再生時間が通常より長い場合は、DPDの再生時間が長いを参照し点検する。

P2454

DPD関連のDTC P1455、P1471、P242F、P2452、P2453またはP2458のDTCがある場合、センサーDTC、ソレノイドDTC、アクチュエーターDTCおよびリレーDTCを最初に診断する。

P1455

•このDTCは、自動再生が未完了状態になったり、DPD手動再生表示灯(橙)の点滅、またはマルチディスプレイ表示によって要求された手動再生をドライバーが不注意で無視したり、忘れたりすると生じる。 (P242Fと同様)

要するに・・・

DPD

もしくは

DPDに関する何かが不具合を起こしているか・・・

どちらにしても

エキゾーストブレーキ部分の白煙漏れを修理して・・・

手動再生を実行!!

手動再生をした結果

排気温度 1」(エンジン側のセンサー)

200℃程しか上がらず30分経過

排気温度 2」(後ろ側のセンサー)

➡ 排気温度1とほぼ変わらずの温度

*実際「排気温度 1」は500~600℃近くまで上昇するのが正常値だそうです。(ディーラー調べ)

考えられる原因は??

何点かありますが

DPDの詰まり

➡詰まりの原因としては・・・短距離走行が多い・手動再生ができていない・・・などが挙げられます。

エキゾーストブレーキの開閉不良 ➡手動再生時、エキゾーストブレーキのチャンバーは閉じてDPDの温度を高めていくが、チャンバーの不具合で開きっぱなしになると排気温度が上がらずDPDのススが燃焼できないので詰まりを起こす原因となる。

*スキャンツールのアクティブテストで排気ブレーキの開閉をテスト出来る。(ものもある)

*今回は取外しもしたので外した段階で開閉の点検を行いました。↓ (こちらは正常と判断させていただきました)

インジェクター不良

インジェクターの詰まりなどが原因で正常な燃料の噴射が出来ない場合きちんとした燃焼が出来ない(温度が上がらない)のでDPDの詰まりの原因となる。

*診断機で補正値など確認

DPDを洗浄しました

エキゾーストブレーキ

インジェクター

などを点検して

特に目立った異常も見られなかったので

DPDを取外し洗浄してみることにしました。

見るからに周りが錆で腐食していて取り外したらもう最後・・・

というようなボルト達。

すべて錆で固着しているので

ディスクグラインダーで切り

DPDを車体から取り外しました。

そしてDPDも3分割にします。

洗浄をするのが

写真の真ん中と右の二つです。

中を覗いてみると・・・

真っ黒です。

なんだか洗いごたえがありそうです。

特殊な洗剤に漬け込み・・・↓

何度も水洗いやエアーブローを繰り返し

なんとかエアーが普通に吹き抜けていくようになりました

漬け置きしたあとの水が・・・↓

真っ黒です。

DPDを乾かした後

新しいボルトとナットを取付け

車体に装着。

そして・・・

また手動再生に挑戦!!

ちなみに・・・

手動再生ボタンはというと・・・

運転席の左側にあり・・・

この右のボタンで手動再生ができます。

(詳しくは車種の取扱い説明書を読んでご利用くださいませ。)

手動再生をしてから10~20分後くらいまでは

200℃位でそれ以上温度が上がらないような雰囲気でしたが

急に温度が上がっていき

(気のせいかもしれませんが・・・)

しっかりと!!

500℃以上上がりました!

その後、ランプも消えて乗り心地も違和感なく、お客様に納車することが出来ました。

その後、お客様からお話を聞くと・・・

やはり、手動再生の方法がわかっていなく

警告灯が点灯しても

放置していたようです。

原因

「DPDの詰まり」による不具合だったということで今回の作業は終了です。

*ちなみに・・・

スキャンツールがなく、

そして

運転席に「排気ブレーキ」のスイッチがない場合、

エキゾーストブレーキの開閉がされているかチェックしたい場合は・・・

(取付されている状態で耳を近づけるなどをして確認したい人は・・・)

こちらの

「暖気スイッチ」

「ON/OFF」 することで

チャンバーが固着していないかなどは確認できると思います。

(余談です)

ホンダ・アクティ(HA7)が突然エンスト!?その原因は?

ホンダ・アクティのエンジンが突然掛からなくなった!?その原因を追究しました。

車両情報

ホンダ・アクティ

初度検査年月  平成12年

型式  GD-HA7

原動機型式  E07Z

総走行距離数  64,312km

症状と状況

一度、エンジンを掛けて少し走行した後、エンジンを切った小一時間後に再びエンジンを始動させようとすると・・・

セルモーターは回っているのですがエンジンが掛からない状態

スパークプラグを点検するも火花が出ていない様子。

スパークプラグにも燃料の付着が見られない

しばらくすると・・・

エンジンが掛かりました。

でも・・・

途中でまたエンストしてしまいます。

また掛けると・・・

またセルモーターだけ回っているような感じになり、掛かりません。

何度か「カチャカチャ」と回しているうちに・・・

また掛かるようになりました

今度はアイドリング時に

「A/C ON」

にすると

エンストにならずアイドリングし続けます。

でも、また

A/C OFF

にすると

ストンとエンストンします。

診断機で観察しながら見ていたのですが・・・

よくわかりません。

一度、スロットルボデーに付いている

アイドル・スピード・コントロール・バルブ(ISCV)

を外し

清掃してみることに・・・

ISCVの取付箇所は…

ココです。

外してみると…

少しだけ、カーボンが付着してるので綺麗に拭きあげて…

綺麗にしたところでまた装着します。

ISCVを清掃したその後の調子は??

全く症状は改善されていませんでした。

何度もエンジンを

ON→OFF

OFF→ON

を繰り返しているうちに

症状が出た時のパターンが見えてきました。

それは・・・

・エンジンが掛からなくなった時に診断機も繋がらない状態になる。

(データ受信が出来ておりませんなどのエラーになり通信ができない状態に)

・エンジンキーを「ON」にしたときにメーターを見てみるとエンジンチェックランプの点灯時間が極端に短い。

(通常は「ON」にしてから3~4秒ほど点灯してから消灯する)

通常時「ON」にした瞬間、「カチッ」という音が聞こえていたのに異常な状態のときになると、音がしなくなる。

(音の鳴る箇所を探してみると・・・)

この2つのリレーのうち

左側のリレーがカチッといったりいわなかったりしていたことがわかりました。

以上のことから

PGM-FI メインリレー

異常があると判断。

PGM-FI メインリレーを交換してみると・・・

症状は改善されました!

今のところ一度も同じ症状は出ておりません

ちなみに・・・

外したリレーの中身は・・・

こんな感じです。

単体点検をしても特に異常はありませんでしたが

何らかのキッカケ

接触不良

を起こして動作不良を招いていたのだと推測します。

なんだか少しモヤモヤした結果になりましたが

参考までに見ていただけると幸いです。

ご清聴ありがとうございました。

帯広方面・音更町でワコーズのレックスを扱ってる整備工場は?

北海道・音更町にある鷲見モータースという整備工場でWAKO’S(ワコーズ)のRECS(レックス)やってます。

そもそも

RECSとは??

Rapid・Engine・Cleaning・System

の略称で

エンジンの内部を綺麗にすることで

・燃費向上

・始動性向上

・パワー回復

・振動低減

・アイドリング安定

・エンジン寿命延長

などの効果が得られると謳っております。

・・・と、いうことで

一度、半信半疑で使ってみると・・・

エンジンが軽くなったような感じが得られ

加速が良くなり

エンジンの調子が良くなるのがすごくよくわかりました!

なので…

すぐに取り扱いを開始しました。

(と、いっても・・・今更!?感は否めませんが・・・)

こんな車両にオススメです!

・低燃費車

・ちょい乗り車

・燃費が気になる車

・エンジンがなんとなく不調な車

吸入系から燃焼室までクリーンアップ出来ます!!

コチラが施工している車両の様子です↓

施工時間は

「約30分」

です。

点滴の様な器具で液体をエンジンの負圧で吸い取らせ

エンジンの内部に付着しているカーボンデポジットなどを強力に洗浄します。

気になるお値段は??

車両(エンジン)の大きさなどで金額は変動しますが

¥6,400~¥10,000の予算で施工出来ます。

*一部、施工出来ない車両もありますので確認が必要な場合もあります。

ディーゼル車は施工不可です。

輸入車もお断りさせていただいております

北海道の道東地区でレックスを扱っているお店は??

聞く所によるとそこまで多くはないようです

なのでレックスを施工希望の方は…

北海道の十勝管内[帯広方面]の…

「鷲見モータース」

「わしみもーたーす」

までお問い合わせを!

鷲見モータースの住所や連絡先

住所

080-0111

北海道河東郡音更町木野大通東3-2-6

帯広市のすぐ隣町です)

・TEL 0155-31-5533

営業時間

8時半〜17時

までとなっております。

定休日

・第二土曜、第四土曜

・日曜・祝日

・お盆・年末年始

Google マップ

小さな工場ではありますが、一生懸命アットホーム感を出しながら営業して参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。