車やレジャーに多機能なポータブル充電器!日立の実力はいかに!?

日立の「ポータブルパワーソース PS-16000RP」自動車のバッテリー上がりのトラブルや緊急時の電源に一役買ってくれる一品。

f:id:kon-taku0229:20190128110655p:plain

北海道のように冬の季節グッと寒くなる日が続くと、自動車も凍り付いてしまったかのようにエンジンが掛からなくなる事が多いです。

そんな時期に

・あったら便利

・一家に一台

な、ものを紹介できたらと思います。

車に何かあればいつもの業者に助けてもらうから大丈夫

や、

保険屋さんに連絡して助けてもらう

などの考えもあると思いますが・・・

旅行先、遠出中、仕事など、

急いでるときや助けを呼ぶ事が困難な状況

あればいいのに・・・

と思う商品です。

実際に使用して思うことは

・持ち運びが楽

・使いやすい

・多機能

・低価格(個人差があります)

他のメーカーのモノでも同じような商品、値段ももっとお手ごろなモノもありますが

日立の「PS-16000RP」を選んだ理由は・・・

ちょうどいいから。

です。

知らないメーカーや安すぎるものは何かと不安がよぎったりする性格でもあったので・・・

「これがちょうどいい!」

と、思って買いました。

ただ、買ってみて中身を実際に見て思ったことは・・・

・スターターケーブルのコードの長さが短いと感じたこと

・スターターケーブルのワニグチのクリップが少し安い感じがしてすぐ割れて壊れるんじゃないかと思うところ

などは率直な意見として思いました。

あとは、もっとお手頃であれば求めやすいのにな・・・

と、思いもしましたが

それはいったらキリがなくなるので・・・

ただ、使ってみても不便を感じる事は今のところありません

よくスマホの充電も切れたりするので

「自動車のトラブルよりスマホの充電に使えるな・・・」

と、思ってしまったことはココだけの話でお願いします。

スターターケーブルに

コントロールボックス

が、付いているので

・接続が間違っている

・車両のバッテリー電圧が低い場合

・バッテリー電圧が本体より高い場合

・車両バッテリーが極端に劣化している場合

は、LEDやブザーで知らせてくれます。

USBも2つ接続できるので充電は2コできます。

なので喧嘩になる事はありません。

LEDライトも付いているので

暗い中での作業も大丈夫!

「OBDⅡ」にも接続できるのでバックアップ電源をこちらでとることも可能です

エンジン始動中の車内のシガーソケットに接続して電気を貰って充電する事もできます。

(通常は家庭用電源から充電する事ができます。)

ブースター(ジャンプスターター)は沢山の種類があって

「何がいいのか?どれくらいのもので事足りるのか??」

が、よくわからないのが現状だと思います。

個人の感想としましては・・・

・仕事では小型車や普通乗用車などの範囲となるので(12V車)幅広くは対応できない場合があるので、多少物足りなさは感じるかもしれません。

*ガソリン車 4,000ccまで対応 *ディーゼル車 3,000ccまで対応

・プライベートでの使用であれば十分に事足りる商品だと私は思います。

最近の買い物は

ネットのレビューなどの評価を見て買う事が大半になっている世の中なので

「これも一つの情報として参考にしていただければと思います」

トヨタ・トヨエース「P0400 EGR流量異常」。症状と原因は??

走行中いきなり点灯したエンジン警告灯。いったいなにが故障してしまったのか??

車両情報 

トヨタ・トヨエース(OEM 日野・デュトロ

初度登録年月  平成18年7月

型式  PB-XZU346

原動機型式 S05D

総走行距離数 122,940km

症状

・走行中、いきなりメーターにエンジンチェックランプ(警告灯)が点灯

・走行に違和感などは感じられない

・警告灯が点いたり消えたりする

スキャンツール(G-SCAN TAB)で診断してみると・・・

「P0400  EGR流量異常」

と、出ました。

EGR(Exhaust Gas Recirculation)とは

説明によると・・・

「エンジンコントロールコンピュータにより、運転状態に応じて最適に制御された量の排出ガスを燃料室へ再循環させることにより、燃焼を緩慢にして燃焼温度をさげNOxの低減をはかる。エンジン回転数、水温、車速信号など各センサからの信号により、EGR許可条件が成立した場合エンジンコントロールコンピュータが、EGRバルブASSYへ通電しバルブ開閉を制御し、全使用域にわたり最適なEGRを実現している。」

と、あります。

ざっくり言うと

排気ガスをまたエンジンに戻してまた再燃焼させて排気ガスの濃度を薄くさせる装置」

っていう・・・

簡単(そして適当)にいうとこんな感じのやつです。

では、なぜ

「P0400 EGR流量異常」と診断されてしまったのか??

1、診断条件

⇒IG ONまたはエンジン始動後でバッテリ電圧が19.9V以上

2、異常状態

⇒EGRバルブASSY回路の断線または短絡

3、異常期間

⇒10秒以上

4、その他

⇒1トリップ


点検部位

・ワイヤハーネスまたはコネクター

・EGRバルブASSY

・エンジンコントロールコンピュータ

f:id:kon-taku0229:20190126135239p:plain

EGRバルブASSY単体点検(EGRソレノイドバルブ抵抗点検)

1、EGRバルブASSYのコネクターを切り離す。

2、エレクトリカルテスターを使用して、各端子間の抵抗値を測定する。

点検端子    5(+B) - 1(EGR)

基準値     25.5 to 29.5 Ω

基準値以外の場合は・・・

EGRバルブASSY交換

と、なる可能性が高いです。

ワイヤハーネスおよびコネクター点検(EGRバルブASSY電源電圧点検)

1、EGRバルブASSYのコネクターを切り離す。

2、IG ONにする。

3、エレクトリカルテスターを使用して、EGRバルブASSY - ボデーアース間の電圧値を測定する。

f:id:kon-taku0229:20190126140631p:plain

点検端子  5(+B) - ボデーアース

点検条件  IG ON

基準値   11 to 14 V

基準値以外の場合は・・・

電源、アース系ハーネス点検および修理

と、なります。

ワイヤハーネスおよびコネクター点検(エンジンコントロールコンピュータ-EGRバルブASSY)

エンジンコントロールコンピュータのコネクターBおよびEGRバルブASSYのコネクターを切り離す。

エレクトリカルテスターを使用して、エンジンコントロールコンピュータ車両側コネクター - EGRバルブASSY車両側コネクター間の抵抗値を測定する。

f:id:kon-taku0229:20190126160035p:plain

【断線点検】 

点検端子   B3(EGRS) - 1(EGR)

点検条件   常時

基準値     1 Ω未満

【短絡点検】

点検端子   B3(EGRS)および1(EGR) - 他の端子間およびボデーアース

点検条件   常時

基準値     10kΩ以上

基準値から外れた場合は・・・

ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換

と、あります。

これらの点検ですべて正常値だった場合は・・・

エンジン コントロール コンピュータに異常がある可能性があります。

他にも暖機後EGRバルブ

禁止」から

許可」に変わり

EGR開度が変化して

吸入空気量」がちゃんと変化していくのかを観察していくことも点検するポイントとなります。

いろいろ点検してみましたが・・・

特に異常な数値は出ませんでした

ですが、EGR自体になんらかの異常があるとみて新品と交換しました

EGRバルブASSYの取り外し方

EGRバルブが付いている場所が・・・

助手席の椅子を上げたところの少し奥のところにあります。

ゴチャゴチャと印を付けてしまいましたが・・・

繋がっているボルトやホースを外して・・・

下にもナットが付いているのですが、上からでは作業しづらいので・・・

下のカバーを外し

ナット二つを緩めたほうが作業しやすいと思います。

外した部品新しいの部品がコチラです。

抵抗値も測ってみましたが基準値でした。

ASSYになっているコイル??の部分も外してみましたが・・・

よくわかりませんでした。笑

左のコイルの部分で右のバネを押してバルブを開ける仕組みになっているんですが…

やっぱりなにが不具合を起こしているのか…

よくわかりませんでした。

外した直後の部品は、

カーボンが結構付着していたので綺麗にすれば調子が戻ったりするのかなと思い清掃してみましたが…

清掃前

清掃後

結構綺麗にはなりましたが・・・

ためしに接続しなおしても

結果は変わらずでした。

交換後は…

交換前は、ダイアグコードを何度消去してもすぐに

P0400 EGR流量異常

の故障コードが消えずに出てきましたが・・・

交換後は、残っているダイアグコードを消去すると・・・

ちゃんと消えてくれました。

直接、24Vを繋ぐとバルブの開閉もして抵抗値も基準値にあるんですが・・・

なにが原因だったのか・・・?


とにかく交換後は不具合もなく無事に納車できました。


終わった後もなんだかスッキリしない感じはありましたが・・・

こんな日もあるということで・・・

冬の季節。静電気が怖い。ビリビリを防ぐ方法は!?

毎日怯えて暮らしていました。でもこれを買ってからは・・・

冬の季節は特に静電気が起こり、不意に

「ビリッ!」

と、私をビックリさせ、痛めつけてくれます。

初めは

「100円ショップ」へ行き、

「静電気を除去する商品はないですか??」と、聞いたところ・・・

静電気防止のヘアバンドを紹介してくださり

そのヘアバンドを腕につけたらいいですよ

と、アドバイスもいただいたので、買って早速つけてみると・・・

ビリッ!!!」

痛いではありませんか。

買ってから1時間もしないうちに静電気を喰らったのでなんだか心も痛い気がしました。

で、色々探してみたんですが、リストバンドキーホルダーのものしかなく

売っているとしても

1,000円前後のもので意外と高いので

ホントは高くても静電気が嫌なのですぐ買えばよかったのですが、100円でせこく済まそうと思っていた変な意地みたいなものがあり、なるべく安くて頼れそうなものを探すことに・・・

そして・・・

見つけました。

ネットでも買えますが、送料も考えると近場のホームセンター工具店などで売っているのを購入すれば安く手に入ると思いますが・・・

私は

アストロプロダクツ

という工具店で見つけまして買いました。

300円程で売っていたと思います。)

goo.gl

早速、使ってみると・・・

なかなかキーホルダーの中にあるLEDのライトが光る瞬間を写すことが出来なかったのですが、

根元をもって先のほうを車のドアに触れさせると・・・

ピカッ。」

っと、中のLEDがぼんやり光り放電してくれます。

これで手に静電気がくることはほとんど無くなりました。

*たまに(50回に1回の確率で)手に刺激がくるような静電気を味わう事もあります。

要するに完璧とは言えませんが買って良かったと思えるモノではあったのでオススメします。

ダウンコートなど着て車を運転すると降りる際必ずといっていいほど静電気にやられていた私にとって

「もう静電気を怖がる事がない」

ということがなんだか嬉しくなるような出来事に思えてきたので文章にまとめてみました。

静電気に悩んでる方オススメです。

持ち歩くのは面倒な気もしますが

冬の期間だけでも車や家の鍵と一緒にしてあげてください。

三菱・コルト(Z25A)のエンジンが掛からない。その原因は??

エンジンが全く掛からないわけではないが、キーを回しても反応がない。でも掛かるときもある。そんなコルトを点検してみました。

車両情報

三菱・コルト

初度登録年月  平成16年1月

型式 UA-Z25A

原動機型式  4G19

総走行距離数 90,000km

症状

・エンジンを掛けようとキーを回すと・・・・うんともすんとも言わない。

⇒たまに一発で普通に掛かることもある。

・グッっと奥に差し込みながら回したり、グリグリ鍵を動かしながら回すと突然エンジンが掛かったりする事がある。

よって、原因は・・・

スターターモーター(セルモーターバッテリーではなく

スタートスイッチ

(別名  エンジンスターチング スイッチ

に狙いを絞り交換することに・・・

スタートスイッチの取り外し方

まず用意する工具

・少し長めの+ドライバー

カバーの下のネジを外すのに使います

かなり短めのドライバー(スタッピドライバー

→スタッピドライバーの中でもかなり短いものでないと厳しい狭さでの作業になります。

今回は、そんな短いドライバーが用意できなかったので使わないドライバーを曲げて・・・

こんな感じにアレンジして作業に取り掛かりました。

どこに取り付けてある部品かというと・・・

この運転席のハンドルの奥にあるカバー(上下)を外して・・・

⇒下から上に向かってネジが3箇所締め付けてあります。

カバーを外して…

左側のワイパーのレバーの根元付近に・・・

(シフトレバーがちょうど邪魔な位置にあります)

スイッチが取り付けられています。

(ここについているネジが狭くて普通のドライバーでは緩めることができないので、短いドライバーもしくは自作ドライバーで緩めて外します)

*少し回しづらいのですがちょっとずつ緩めて外します。

外したネジの長さはこんな感じの少し長めのネジです。

外したものと比べてみると少し色が変わってるくらいで違いはよくわかりませんが

中の基盤?が接触不良を起こしています。

ネジを外す際にすごく窮屈な感じなのでもっとやりやすい方法はないかと三菱のディーラーの方に聞いたところ・・・

「短いドライバーでやるしかないですね」

と、一択の答えをいただきました。

なので、あれこれ周りの部品を外すことなく

狭き所からスタッピドライバーで緩めて・・・外して・・・締めて・・・・・・組付けなおして・・・

で、作業は終了です。

交換後

無事、通常の状態に戻りました

そして…

不良だったスイッチを分解してみると…

この部分が接触不良を起こしてたんだと思います。

綺麗に拭いてみると…

綺麗にはなりましたが、接点の部分も消耗していたのでやはり交換という判断に…

後日…

「いつか全く掛からない日がくるんじゃないかと怯えることなく毎日エンジンを掛けることができています」

と、安心したというお言葉をいただきました。

NT30「エクストレイル」のエンジンチェックランプが点灯。原因は?

走行中にエンジン警告灯が点灯してしまったが、特に異常は感じられない・・・いったい何が原因なのか??

車両情報

日産・エクストレイル

初度登録年月 平成17年7月

型式  UA-NT30

原動機型式 QR20

総走行距離数 87,400km

状況

・エンジン始動後、突然「エンジン警告灯」が点灯して消えない状態に・・・

・走行など調子は点灯する前と変わらないとのこと

数日後「スキャンツール」を接続して診断してみると・・・

故障コード 

P0335  クランクシャフトポジションセンサー

と、出るではありませんか!!

と、言っても

これはよくある話なので・・・

ここから確認するべき点が

日産のディーラーに電話などで

リコールなどのサービスキャンペーンの対象になってはいないか?の確認をすることをオススメします。

まだ、リコール処理などをしていない場合などは「無償」で交換してもらえる可能性があります。

必要なものは何??

手元に車検証を用意して

車台番号

をサービススタッフに伝え、確認してもらえればすぐにわかります。

*これにはまずスキャンツールなどの診断機で点検してもらって・・・この故障コードが出してから確認するという流れにはなってしまいますが・・・

すぐに交換しないとエンジンが掛かりづらくなったり、最悪の場合、走行中にエンジンが止まってしまう可能性もありますので早急な対応が必要です。

部品を交換するとなると・・・

通常は部品代+工賃で¥10,000以上は掛かると思います。

でも、このリコールの事が頭にあれば、もしかしたらこの出費も抑えられるかもしれません

お客様の所へ出張して点検して・・・なのにリコール。

んー。

点検料頂きたいところだけど、今回は・・・

っていう、感じにもなるので整備屋さんからしたら余計な情報かもしれませんが、なにかと出費は抑えたいお客様の気持ちもありますので、この情報も何かの足しになれば・・・と、思います。

お客様が喜んでくれたので、今回はそれでよしとする事にします。

フルカワのホイールローダーがバッテリー上がり。その原因は??

つい先日まで使用できた古河のタイヤショベルが突然エンジンが掛からなくなった。原因を究明するため点検しました。

車両情報

古河(フルカワ)FL302-2

エンジン型式 3LD1(いすゞのエンジン)

走行時間  1,300HOUR

ホイールローダー

タイヤショベル?

除雪車???

様々な方が様々な呼び方をしている乗り物ですが…

エンジンが全く掛からず

バッテリーも弱くなっており、交換時期でもあったので新品に交換。

そして、エンジン始動後に簡単に「サーキットテスター」で点検していると・・・

・無負荷運転  

→ 14,2V前後(2,000r/min)

・負荷運転(ライト&ヒーターHi

→ 13,8~14,2V(2,000r/min)

これが通常の充電制御かな・・・と思っていたのですが・・・

途中、いきなりガクッと電圧が落ち、12,1Vまで下がっていくではありませんか。

何が原因なのか・・・

オルタネータかな??

と、思ってオシロスコープで点検するも・・・

正常波形

電流値も正常

オルタネータを分解して点検もしてみましたが、

ブラシも限界値までいたってはおらず断線も短絡もありませんでした

困ったと思い、ふとメーターに目をやると・・・

電球にフィラメントが書かれているランプが点灯しているではありませんか!!

(点灯している状態の写真を撮るのを忘れていました。本当はココが光っていました。)

このランプが点いたり消えたりするたびに電圧が上がったり下がったりしていました

これは、「グロープラグ」に通電してます。

と、いうお知らせのランプです。

通常のディーゼルでは…

こんな感じのマークで点灯してます。

エンジン始動中にも関わらずグロープラグに電気を送り続けていたせいで急な電圧降下の症状が発生しておりました。

アフターグロー??」

ではありません。

エンジンがもうすでに温まっている状況でランプが点灯しているのですから。

と、いうことで、グロープラグに関連する部品を点検

早速、点検に移ってみましょう。

まず、簡単に点検が出来る

グローリレー

この取り付け位置が・・・

後ろのバッテリーがあるところの少し運転席側にあります。

4線ついてるものでIGリレーのすぐそばにあります

点検は問題なく

電気を流してやると導通して通電をやめるときちんと断線します。

残るは、グロータイマー(グローユニット)です。

取り付け場所は・・・

運転席の右下のヒューズボックスの裏側にあります。

少し取り外しが面倒でした。)

外した部品が…

コレです。

こちらは点検方法がわからず(未熟であるため)何が不具合を起こしているのかわかりませんでしたが、新品に交換すると・・・・

直りました

一応、全ての端子の抵抗値を見てみると・・・

ここに抵抗があったのですが…

新品のモノも抵抗値を見てみると…

抵抗値なし。

でした。

他の抵抗値はこんな感じなのでなにかの参考にしてくれたら幸いです。

(あと他は導通なしでした。)

なので、結果としましては・・・

グロータイマー(グローユニット)内のショート(短絡)によりグロープラグに通電をしていて電圧降下を起こしていた

と、いう結果に至りました。

何かの参考になれば幸いです。

未熟者の未熟なりのレポートでした。

おわり。

トヨタ・ヴァンガードのドアのストッパーが効かないのは??

後のドアを開けておいたら勝手に閉まってしまう・・・原因は?

トヨタヴァンガード

初度登録年月 平成22年11月

型式 DBA-ACA33W

総走行距離数 140,000km

このお客様のお話によると・・・

子供を後の席に座らせるのにドアを開けたまま乗せようとすると勝手に閉まってくるので子供を乗車している最中に体が挟まる状態になるという・・・

これは不便で危ない!!

と、いうことで・・・

早速、点検!

ドアを開けてみると・・・

勝手に閉まってしまいます。

原因は・・・

ココの部分が原因でした。

ココの部品はドアの内張りを外さないと取り替える事ができません。

ドアのストッパーの取り替え方。(ドアの内張りの外し方)

まず・・・

この丸印にビスが3本あるので外します。

カバーの内側はこんな感じになっておりますので無理に引っ張って折らないように気を付けましょう。

こちらはパワーウインドウのスイッチがついているカバーです。

そして、内張を外すとこんな感じになってます。

右下の所からゆっくり外していきます。 *黒い粘着物には要注意!!(なかなかしつこい粘り気なので取るのが面倒です)

そして、腕が入るぐらいシートを外したら・・・

次は、こちらのストッパーのボルトを緩めて外していきます。

ボルトがすべて外れたら、先程の腕が入る隙間から手を突っ込んで取ってあげましょう。

外したものと新品を見比べてみましたが、パッと見は全然違いがわかりませんが、スライドさせてみると古いモノはゆるゆるのするするで・・・

コレがドアを固定させない原因なんだということがわかりました。

あとは、外した順番の逆の手順で取り付ければ完了です。