初度登録月日 平成19年
型式 JB23W
総走行距離数 75,000km
走行中、60km/h前後でハンドルがガタガタ(ブルブル)と振れ、ブレーキを掛けスピードを落とすと揺れは収まるという症状
推定原因を何点かあげました。
・ホイールバランスの狂い
・車高を上げている(リフトアップしている)ため、その接続部品に歪みやガタが出たためか(ラテラルロッドなど)
・ナックル裏のシールの劣化
・タイヤの偏摩耗(空気圧の不適正)
・キングピン ベアリングの損傷
→ガタなどが出た場合、EPSが誤ってハンドルをアシストすることにより、ハンドル操作が助長されてしまう可能性も・・・
他にもいろいろありますが、絞って点検をすることに・・・
タイヤを振り替えてみても全く変化がないので、ナックルをタイロッドエンドと切り離して左右に動かした所・・・
スムーズに動くはずのナックルが、
「コクンッ・・コクンッ・・」
と、一定の所で固く動きづらいところがある。
「これはもうベアリングの不良(損傷)だ・・・」と、早めの診断も終え早速修理の作業へ・・・
(写真を撮り忘れ、オーバーホールしたあとで撮影した写真です。ベアリング位置は〇の所です。)
ナックル周りの部品も新品に取り換え、試運転したところ・・・
症状は改善されました。
ジムニーのハンドルの振れは周知のとおりでいろんなところで掲載されているのを見たことがあります。
車高を上げるだけで、バランスも悪くなるので振れが起きやすく倒れやすいのもジムニーの特徴!?でもあります。
河川敷で何度も転がって、車も人間もあちこち痛めつけている友人も数名います。
たしかに、使い勝手も良くて見栄えも良くイジり易さもありますが、それなりの危険もありますのでメンテナンスもそうですが、乗り方にもくれぐれもお気を付けください。
それでは、良いカーライフを。