そのバッテリー大丈夫?バッテリー交換のタイミングと取り替え時期
車にはバッテリーが取り付けられていて、バッテリーがないと車は走りません。
「バッテリーってどれくらい持つの?? 寿命はいつまで???」
と、お客様によく質問されます。
基本的にバッテリーの交換時期は4~6年と言われております。
*バッテリーを販売しているメーカーや種類も豊富にあるのでだいたいの目安の平均寿命になりますが・・・
ここでバッテリーに関しての注意点と理解を深めておいていただけたらと思います。
私が住んでいる北国では寒冷地仕様で負担も多いので通常のバッテリーでは5年前後が寿命と、メーカーの人が言ってました。
車の使用頻度や使いかたによって、バッテリーの消耗度合いが変わってきます。
たとえば、車内にアクセサリー類(ブラックライトなどや電装品)を取り付けていると、それだけ電気を使いますのでバッテリーから電気を使う分充電をしなければなりません。
その充電しなければいけない分、バッテリーの消耗につながります。
車にあった容量のバッテリーを取り付けなければバッテリーの劣化につながります。
規定よりも大きな容量のバッテリーを取り付けるのはかまいませんが、逆に小さいバッテリーをつけてしまうと、すぐにバッテリー上がりなどを起こし、後で大変な思いをします。
「アイドリングストップ車」などでも従来のバッテリーでも大丈夫だろうと言う人もいらっしゃるようですが、その車に合ったバッテリーを取り付けなければ容量不足でアイドリングストップが使用できなくなったりなどの不具合を引き起こす原因にもなります。
バッテリーを上げてしまったときも、なんとかエンジンを掛けてもらって運転も無事にできれば
「もう大丈夫だ」
と、思う人も多いはずです。
ですが、バッテリーを一度上げてしまうと「人間」でいうところの
「貧血状態」 となってしまい、一度起こしてもらったところで「低血圧」状態は継続中です。
クルマ自体にも充電をする「オルタネータ」という名の発電機がついてます。
それでも完全に充電できていない状態にあります。
なので、一度充電をすることがオススメです 。
バッテリーをいつ交換したのかも把握していない方も実際には多いです。
そのお店で管理してくれていればいいのですが、意外とエンジンが突然掛からなくなって急遽バッテリーを違う業者に取り替えてもらったということも少なからずあります。
鮮明に事細かに覚えていることは難しいことですが、なんとなく覚えておいたほうが良いかもしれません・・・
バッテリー自体にも交換した際に張るシールはあるのですが、見えづらくなっていたり剥がれたりしてることも多いです。
使用年数を覚えてることで「そろそろかな寿命かな・・・」とか、「交換しておいた方がいいかな・・・」と、身構えることはできると思います。
バッテリーも「家庭にある電池」と一緒で突然使用できなくなることがあります。
これを僕らの業界では
「突然死」
と、言ったり言わなかったりします。
なので、突然エンジンが掛からなくなって慌てる人が多いのです。
これを踏まえて、突然クルマが動かなくなって困る前に、一度前回のバッテリー交換時期を思い返し、不安に思ったのであれば、
「バッテリー交換」もしくは「バッテリーの点検」を
オススメします。
まとめると・・・
「寿命は4~6年」
「サイズ&容量を規定のものに」
「突然死」
最低限、これくらいは把握しておきましょう。
ガソリンスタンドや整備工場では
「バッテリーチェッカー」
という、バッテリーの状態を測定する機械も持っているところもありますが、ホントにその診断が正しいのかどうか判断が難しいところがあります。 (メーカーにより精度の違いがあります)
あと、安すぎてしまうバッテリーも注意が必要です。
安いには安いなりの理由があります。(あまり在庫を貯めこんでいない新鮮なバッテリーを販売しているところで買うのがいいような気がします)
これも多少の判断基準にしてバッテリーを購入してください。
それでは、良いカーライフを。