シフトレバーが重い(動作不良の)原因は??どのような状況であるか、まずは点検してみよう。
車両情報
型式 TE-S210P
原動機型式 EF
年式 平成16年 3月
総走行距離数 90,000km
まずどういった状況で症状が出るのか??
運転中なのか??
停車中でも?
エンジンOFFでも?
さまざまな状況により、症状が予測が変わってきます。
さあ、いざ点検!!
乗車してシフトレバーを左右、前後に動かしてみると・・・
左右が動かしづらい。(重い感じ)
前後(1⇔2)、(3⇔4)などは正常に動く・・・
大体の予想をつけながら目視点検のため一つずつ部品を外していくことに。
これが、今回の納車されたお車です。
(赤丸の4箇所のところにボルトがついております)
①番・・・前後に動かすためのワイヤーです
②番・・・左右に動かすためのワイヤーです
このワイヤーを外して、シフトレバーを動かしてみます。
それでレバーが軽くなるのであれば、ワイヤーからミッションまでのどこかに不具合があると予想されます。
ワイヤーを外してもレバーが重いと感じるようであればレバーの取付自体に不具合があると推測されます。
結果は・・・
この、取付部分の錆つきによる固着が原因でした。
この部品を外すには・・・
車体の下の・・・
下からの写真でわかりづらいかもしれませんが、このボルトを外さないと外れません。 (今回は錆ついていてかなり頑固な状態だったので外すのも一苦労しました。)
そして・・・
外した部品が・・・
コレです。
ボルトを新しいものに交換し、こちらの部品を磨いて元通りに組み付け直すと・・・
無事にシフトレバーが動くようになりました。