専用アタッチメントがなければ圧送交換が出来ない!?アタッチメントを使用してATFを交換しました。
車両情報
初度登録年月 平成26年9月
型式 DBA-GSE35
原動機の型式 4GR
交換歴 不明(中古で購入のためデータなし)
今回は、中古で車を購入して運転していたところ
どうもATの調子が良くない・・・
と、お話を受けたので
ATFの圧送交換の依頼をいただいたのですが・・・
たしか・・・
このレクサス・IS250は・・・
通常の圧送交換が出来ないのでは・・・?
そうです。
圧送交換をするには専用の
「アタッチメント」
が、必要となります。
こちらの整備工場では「専用のアタッチメント」の用意がなく(前回のマークⅡと同様に)
まだまだ駆け出しの「トルコン太郎 設置店」だったので
お客様に用意していただく形となり
(力不足で大変申し訳ありません)
ミッションのオイルクーラーの箇所に取付ける
・アタッチメント
・接続アダプター(セット)
・アタッチメント用Oリング
を購入していただき
それらを接続して圧送交換をしました。
前置きが長くなってしまいましたが
アタッチメントを使用した圧送交換の様子を掲載したいと思います。
いざ、圧送交換!アタッチメントを取付けてみました。
まず
下からミッションを見た写真です。
3点、ボルトで固定しておりますので外していきます。
*上のボルトがなかなか手の届かない箇所に取付けられているので通常(真っ直ぐ)のレンチではボルトを緩めていくのも困難かと思います。
ココも少し取り外しにくい感じではあります。
*前回のマークXの写真を使用している箇所もあります。
オイルクーラーの取付ボルトを3本とも外すと
ミッションとオイルクーラーとの間に三角形のOリングのついた部品があるので
この二つの穴が
ATFがオイルクーラーに向かっていく(そして戻っていく)
穴です。 ATとオイルクーラーの間についていた三角形の部品は・・・
↓の写真左側のものです。
(写真右側はアタッチメントです。)
アタッチメントを取付ける際は
現車についているボルトをそのまま使えないので
(オイルクーラーを取付けない分、長くなってしまうのでしっかり固定できません)
今回は
純正品のATF
「TOYOTA ATF WS」
トヨタ純正 オートフルード WS
を使用しました。
ここからが本番!準備は整いました!!
トルコン太郎を可動させます。
可動直後の
廃油
とても綺麗になったと思います。
ATF交換後・・・
アイドリングにて
ATの油温を
【39℃~46℃の間で確認】
*車種により油量点検適正温度は違いますので注意が必要です。(要確認)
「CHECK」とかかれたバルブが
「チェックバルブ」です。(そのまんまです)
ATFが垂れてきます。
ここまで細い流れになれば
あとは、試運転や取付箇所の漏れ確認などしたら
作業は
完了です。
北海道の道東地区でトルコン太郎を設置しているお店の数は?!
聞く所によると少ないようです。
なのでトルコン太郎でATF(CVTF)を圧送交換希望の方は…
北海道の十勝管内[帯広方面]の…
「鷲見モータース」
(トルコン太郎設置店)
「わしみもーたーす」
までお問い合わせを!
*車種により[圧送交換]が出来ない車もございます。現車確認が必要になる場合がありますので事前のお問い合わせをお願い致します。
*すでに不具合が出ている車両の場合はお断りさせていただくこともありますので予めご了承ください。
*今回から「IS250」のアタッチメントも使用できるようになりました!同じ型のATなら違う車種でも交換出来ます。
注:要確認
(お客様のご厚意により、アタッチメントをお借りしております。)
住所は
080-0111
(帯広市のすぐ隣町です)
・TEL 0155-31-5533
営業時間は
・8時半〜17時
までとなっております。
定休日
・第二・第四土曜
・日曜・祝日
・お盆・年末年始
小さな工場ではありますが、一生懸命アットホーム感を出しながら営業して参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。