トヨタ・マークXのATFをトルコン太郎で圧送交換しました。

通常では圧送交換が出来ない!?でもアタッチメントがあれば圧送交換が出来るんです。

今回は、新車から2~3万キロ走行で定期交換をしてほしいとのことで

遠方からお越しいただいたお客様の要望にお応えして

ATFの圧送交換を・・・

と、思ったのですが・・・

マークX(平成28年6月 GRX133)は通常の圧送交換が出来ないのでは・・・

そうです。

圧送交換をするには専用の

アタッチメント

が、必要となります。

こちらの整備工場では「専用のアタッチメント」の用意がなく

まだまだ駆け出しの「トルコン太郎 設置店」だったので

お客様に用意していただく形となり

力不足で大変申し訳ありません

ミッションのオイルクーラーの箇所に取付ける

アタッチメント

接続アダプター(セット)

アタッチメント用Oリング

を購入していただき

それらを接続して圧送交換をしました。

前置きが長くなってしまいましたが

アタッチメントを使用した圧送交換の様子を掲載したいと思います。

いざ、圧送交換!アタッチメントを取付けてみました。

まず

車両情報

トヨタマークX

初度登録年月  平成28年6月

型式 DBA-GRX133

原動機の型式  2GR

総走行距離数  23,972km

交換歴  なし(初めての交換)

下からミッションを見た写真です。

(矢印のところにATの「オイルクーラー」があります)

3点、ボルトで固定しておりますので外していきます。

*上のボルトがなかなか手の届かない箇所に取付けられているので通常(真っ直ぐ)のレンチではボルトを緩めていくのも困難かと思います。

ココも少し取り外しにくい感じではあります。

のアンダーカバーも外します。

オイルクーラーの取付ボルトを3本とも外すと

ミッションとオイルクーラーとの間に三角形のOリングのついた部品があるので

それを抜き取ります。

それが↓の写真左側のものです。

(写真右側はアタッチメントです。)

*この時に忘れず「Oリング×2個」も交換しておきましょう。

アタッチメントを取付ける際は

現車についているボルトをそのまま使えないので

(オイルクーラーを取付けない分、長くなってしまうのでしっかり固定できません)

短いボルトを用意したほうが良いです。

アタッチメントを取付けるとこんな感じになります。

今回は純正品のATFを希望されたので

「TOYOTA ATF WS」 

トヨタ純正 オートフルード WS

を使用しました。

(今回は8Lを交換しました)

ここからが本番!準備は整いました!!

トルコン太郎を可動させます。

やはり、2万キロほどしか走行していないので

そこまで汚れている感じはありません。

8L交換後のクリーナーモニターのATFを見ても

新品のATFかと思うくらい綺麗なATFです。

(中のフィルターが十分に確認できます。)

ATF交換後・・・

アイドリングにて

ATの油温を

【39℃~46℃の間で確認】

*車種により油量点検適正温度は違いますので注意が必要です。(要確認)

「CHECK」とかかれたバルブが

チェックバルブ」です。(そのまんまです)

ここを緩めて外すと・・・

ATFが垂れてきます。

だんだん細くなってきますので・・・

ここまで細い流れになれば

油量は適正です。

あとは、試運転や取付箇所の漏れ確認などしたら

作業は完了です。

ちなみに・・・

廃油を確認すると・・・

だいぶ綺麗な状態でした。

こんなに早い段階でATのクリーニングをしてもらえるなんて

車もさぞ喜んでいることでしょう。

定期的にATFを交換することが

ミッションにとっての

「ベストメンテナンス」

となることでしょう。

北海道の道東地区でトルコン太郎を設置しているお店の数は?!

聞く所によると少ないようです

なのでトルコン太郎でATF(CVTF)を圧送交換希望の方は…

北海道の十勝管内[帯広方面]の…

「鷲見モータース」

(トルコン太郎設置店)

「わしみもーたーす」

までお問い合わせを!

*車種により[圧送交換]が出来ない車もございます。現車確認が必要になる場合がありますので事前のお問い合わせをお願い致します。

*すでに不具合が出ている車両の場合はお断りさせていただくこともありますので予めご了承ください。

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