KTCのインパクトレンチが回りづらく、力が弱くなった件

KTC(ケーテーシー)・「JAP450」12.7sq.インパクトレンチ(コンポジットタイプ)の調子が悪くなったので分解してみました。

自動車整備に欠かせない工具といえば・・・

エアインパクトレンチ

タイヤを外すときに使ったり、いろいろな面で大活躍するアイテムです。

正直、仕事において、ないと不便な工具の一つです。

今回は自社で使用している

このKTCのインパクトレンチの調子が悪くなってしまったので

分解して中の様子を写真に収めてみました。

KTCの工具はパーツごとに注文ができ、信頼感もあるので多少値段が高いとしても長い目で使用していける工具なので

私はよくKTCの工具を愛用しております。

*自分の評価としては、安くて聞いた事のないメーカーの工具は、使用期間が短命でアフターケアもあまりよくないので、買う事はあってもその場しのぎのような使い方しかしません。壊れてもしかたない・・・と、諦めも早いです。

ずっと長く使いたいモノはやはり信頼できるメーカーのものを使います

そんなメーカーのモノでも調子が悪くなる事もあります。

症状は、

・エアホースを繋いで回す(左回転・右回転)と異音がなる

・回ってる途中で止まる事がある

・ボタンを押しても回らないことがある

なので・・・

インパクトレンチを分解してみました

コチラの4点を緩めて外すと・・・

ご覧の様な部品に分けられます。

分解すると・・・

すぐ判明したのですが・・・

割れてはいけないものが・・・

割れています。

これは交換です。

そして・・・

このシャフトも四角いところが磨耗してしまっていて機能性が低下していたので

(楕円の部品が引っかかる部分)

このシャフトも交換しました。

部品を交換後組み付け直すと・・・

無事直りました。

壊れた原因は、長期間使用による

消耗

劣化

による「破損」ではないかと思います。

壊れたものはなるべく直して長く使いたいものです。

メンテナンス

エアツールオイル」を定期的に入れて

時には

オーバーホール」して

綺麗に使ってあげたら工具も喜んでくれて長く使わせてくれるものと

信じております。