ディーセルエンジン使用のフォークリフト(5FD20)のシフトレバーがグラグラして1速に入れても「N」に戻ってしまう。
前進や後進を切り替えるレバーも同様にレバーを前に倒し前進に入れても徐々に真ん中の「・」に戻るので右手はレバーを押さえながら運転しないと乗られない状況でした。
なので、レバーからミッションにかけての接続部を分解し点検してみました。
写真が多いのですが見たほうが早いと思いますので良ければご覧ください。
足元の鉄板を外すとミッションのケースが見えてくるので一つずつ取り外していきます。
色々外す前から
「ココが不具合起こしているのだろうなー」と、予測しながら分解していったので、そこにいくまで外して外してバラバラにしていきます。
そして…
やはり折れていました…
この折れているバネ(スプリング)が原因でシフトレバーがゆるゆるのガタガタになっていたのです。
通常は、シフトをロックする際にスプリング(バネ)がロッキングボール(パチンコ玉みたいなもの)を押し付けて固定させているのですが…
折れていたのではスカスカのグラグラになってしまいますね…
ちなみに…
スプリングやボールが入っている場所は…
ココです。
あとはシャフトやボルトを元通りに戻し、症状は改善されて快適なシフトチェンジが出来るようになりました。