何年か前に交換したはずなのに・・・またオルタネーターを交換するなんて・・・
2年ほど前に十分な発電がなされていなかったので
リビルトのオルタネーターに交換したのですが・・・今回はショートしていたためにまたリビルトのオルタネーターに交換しました。
まず、お客様から
「バッテリーが上がってるみたいでエンジンが掛からないので掛けに来てほしい」
と、連絡があったのでジャンプコードを持って救出へ・・・
いざ現場へ着き、コードをつないでみると・・・・
「バチッ!バチッ!!」
と、少し火花が出るではありませんか!
最初はどこか電気が点けっぱなしになっているのか半ドアだったのか疑っていましたが、
エンジンを掛けて電圧を測ってみると・・・
13,5V
エアコンとヘッドライトを点けて再度測定すると・・・
9V・・・8V・・・
どんどん電圧が急激に落ちてきているではありませんか!!!
オシロスコープで見てみると・・・・
こんな波形が出てきたので
オルタネータの内部の短絡(ショート)と判断し、単体点検のため取り外し・・・・
*こちらのオルタネーターは・・・
正常で端子とB端子に導通がない状態なんですが・・・
こちらは見事に導通してしまっていて
短絡(ショート)している状態になっています。
(ちなみに・・・上の端子とB端子も絶縁状態が正常となってますのでこちらも単体点検の際はご確認を・・・)
今回も前回も新品の部品交換ではなく、あくまで
「リビルト品」での交換なのでお客様へは十分な説明をして交換への理解は得られましたが・・・
それでも早い交換に私もお客様もショックを隠しきれないでいました。
取り扱い業者も様々で、中には「外側だけ綺麗にしてるんじゃ・・・」
なんて思ってしまうほど中が汚れていたりいじっている形跡がないものもあるようです。 (聞いた話なのでなんともいえませんが・・・)
なので、リビルト商品での交換の際は、お客様へのキチンとした説明や理解はより必要と思われます。
今回は当たりが悪かったという事で・・・
1年以上経ってしまっていて保障も効きませんし・・・
単純に寿命と思って泣き寝入りすることにします。