AZオフロード(ジムニー)のABS警告灯が点いた時の点検方法や抵抗値などを掲載します!
初度登録月日 平成11年
型式 GF-JM23W
エンジン型式 K6A
総走行距離数 136,000km
突然、【ABS警告灯】が点灯したと連絡が・・・
早速、診断機で見てみると・・・
『C 1021 車輪速センサ ハード検出断線(フロント右側)』
『C 1022 車輪速センサ ソフト検出異常(フロント右側)』
と出ましたので、すぐ交換とはせず、確信に迫るべく交換前に単体点検(簡易点検)します。
ちなみに、車輪速センサの【コネクタ】の位置は・・・
エンジンルームの手前のウォッシャー液のタンクの下あたりの・・・
コレです。
そして、右側と左側でカプラが色分けされていて・・・
右⇒白色
左側⇒青色
と、なっております。
抵抗値を計ってみると・・・
右側⇒「1,303Ω」
左側⇒「25,9MΩ」(メガオーム)
左側はほぼ【断線】のような数値になっておりました・・・
診断機がなくても抵抗値や配線の位置などを把握していれば点検や診断はできます!!
本来であればオシロスコープなど、電圧や波形を見て点検をすれば確実な診断となるのですが、あくまで「簡易点検」として掲載していますのでそこのところはご了承ください。
新品の車輪速センサの抵抗値も見てみましたが・・・
左右ともに「1,300Ω」でした。
こういう数値をなんとなく把握していればいつか役に立つ日がくるのかもしれません。
こういった診断をする場合は最低限、【サーキット テスタ】は必要になります。 *整備をする方は大体お持ちだと思うので、言う必要もないとは思いましたが・・・
少しでも何かのお役に立てたら幸いです。