備えあれば憂いなし!雪国では積んでおくべきアイテム!~牽引ロープ~
助けてもらうにも道具が必要!自分を助けてもらうには自分で道具を用意するべきです。
と、私も雪の降る土地で生活をしているので実体験も兼ねた話なのですが・・・
・雪に埋まって出られない
・畑に落ちて出られない
・突然車が動かなくなった
などのトラブルから救ってもらうケースがあります。
もちろん「レッカー」や「近くの誰か」がすぐ助けてくれるのならば良いのですが、緊急時にすぐに対応してくれたり、運よくロープなどを積んでいて引っ張ってくれる車がいれば・・・の話になってきます。
雪の降る時期、毎年と言っていいほど
「畑に落ちている車」、「雪に埋まってタイヤを空転させて進めずにいる車」をよく見かけます。
私も見かけるときは大体仕事で救助しに行く最中が多いので助けたい気持ちもありながらスルーしてしまうことが多いです。
でも、災難に見舞われた方からすれば、すぐに助けてもらいたいという気持ちでいっぱいなのだろうと思うと歯がゆい気持ちになります。
私は実際に畑に落ちてしまったときは牽引ロープを積んでいたので農家さんのトラクターで引っ張ってもらった際に使用できたので常備していてよかったと改めて実感してます。
積んでいないと・・・
身動きが取れないので助けに来た方に用意してもらったり、ロープを探しに行かせたりとかなり気まずい思いもします。 (*この体験も一度したことがあります。)
なので、最低限トラブルの時の準備を自分でしておくことが重要だと私は思います。
そして、あらかじめ確認しておくと緊急時に慌てることが少なくなります。
実際、雪などで埋まってさすがに一人ではどうしようもなくなった時に助けてくれる人が現れたとしても
牽引ロープをどこに架けていいものかわからないということが起きたりします。
せっかく助けてくれる人がいて道具もあるのに使い方がわからないのであれば「宝の持ち腐れ」もいいとこです。
車には牽引するための「フック」などがあります。
それが、「前」に付いているモノなのか、「後ろ」なのか、「前後」に付いているのかは車種により様々です。
最近の車では、バンパーのキャップのような部分を外してネジ式のフックを取り付けて・・・というタイプも増えてきています。
それもトランクに積んであるのかを確認する必要があります。
いざというときにバンパーのキャップを外すことができないということもあったりして
「面倒だから下のフレームに引っ掛けて・・・」
なんてことをしてしまうとフレームが曲がったりして後で余計な修理費を出す羽目に・・・ということもあるので注意が必要です。
例としてですが・・・
この車は日産ティーダですが、ココのカバーをマイナスドライバーなどの細くて硬いものを入れこじ開け、
(傷がつく恐れがありますので慎重に覚悟を持って作業をしてください)
そこに・・・トランク内などに収納されている
この「フック」を装着し牽引ロープで引っ張ってもらうのが一般的な救助方法となります。
近くにいる誰もが最低限の知識もない場合は危険が伴うので大人しくレッカーを呼んで来るまで待つほうが良いかもしれません。
こんなトラブルはあるようでない話かもしれませんが、「保険」と同じで何かあったときには非常に役に立つものなんです。
雪に埋まると後ろからみんなで「せーの!」と掛け声を出して押したりもしますが、助けてる人が雪をかけられてベチャベチャになったり、砂利などを引っ掛けて石が飛んできて当たったりと、けっこう危ないものだったりします。
*私も雪を思いっきり掛けられて、救助された車はそのままその場からいなくなるという悲しい思いをしたことがあります。
(ハザードランプでありがとうの表示のみで去っていきました。)
そこでケガをさせてしまっては、みんなが何とも言われない気持ちになり嫌な思いをするのではないのでしょうか??
ロープもあるといろんな選択肢も生まれたりもしますのでこの機会に用意してみては??
トラブルがないのが一番良いことですが・・・
皆さんの無事を祈っております。