エアコンスイッチ「ON」で車内はクサいニオイ!!原因は??
暑い日などにエアコンのスイッチを入れると異臭が漂うことってありますよね??
その原因は・・・
「カビ」のニオイです。
そのことはご存知の方も多いと思いますが、 今回はこのカビ対策や清掃方法について簡単にわかりやすく説明したいと思います。
エアコン「ON」の状態の空気は一度
「エバポレーター」
と、呼ばれる空気を冷やす装置をくぐって車内に送り出されます。
そのエバポレータに「カビ」が付着すると風が通過した際に「カビ臭さ」を感じてしまいます。
なぜ「エバポレーター」にカビが付着してしまうのか??
それは、エアコンガスによって「キンキンに冷えたエバポレーターが『結露』を起こし、そのあときちんと乾燥しきれず結露で出た水分からカビが発生してしまったから」なのです。
「じゃー、しっかりそのエバポレータとやらが乾燥すればカビ臭くならないの??」
そのとおりです!!
ですが、「乾燥をさせる」ということがなかなか難しいのでこういった案件が増えていくのだと思います。
少し手間に感じるけど、少しでもやっておいたほうがいい「カビ対策」をお伝えしたいと思います。
エアコンを使用したあと、目的地やエンジンを切る少し前にエアコン(A/C)のスイッチを「OFF」にして(でも送風のスイッチは切らずに!!)、ぬるい風にはなってしまいますが、その風でエバポレータを乾燥させてあげましょう。
これで全くカビが発生しないというわけではないのですが、何もしないよりは・・・程度には悪化を防げると思います。
すでにカビが発生して異臭がしてしまっている場合には??
いろんなメーカーで
「エバポレータークリーナー」
「エアコン洗浄スプレー」
など、いろんな種類の用品が売ってます。
一般の人でもやろうと思えば出来てしまえるほどの難易度なので節約で洗浄したい方は自身でやってみるのもいいかもしれません。
ただ、用品も何千円かはしますので失敗するともったいない思いをすることになります。
自信のない方は、整備工場などで施工してもらうことをおススメします。
あのカビ臭さは最初は気になるけど乗っているとだんだん慣れてきちゃうんだよなーと、思う方もいますので、
どーしても我慢できない方、不快感を感じる方は是非一度洗浄をしてみてください。
ほかにも・・・
「エアコン フィルター」なども何年も取り換えたことがなく、
「風がこない」や「風が弱い気がする」などの相談も受けたりします。
案の定、エアコンのフィルターを外してみると・・・
ホコリや虫でびっしりの・・・あまり想像もしたくない状態になってることも少なくありません。
そうなったらもう交換をおススメします。
交換頻度は、
「1年に1回」
と、メーカーで言ってはいますが、そこは皆様の判断にお任せします。
とりあえず、送風してエアコンのスイッチを入れてカビ臭いと感じたときはこのような原因が多いです。
本当は「エバポレーター」を取り外してキレイに洗浄したいのですが、取り外すのに相当大変な思いをしなければ取り外しができません。
外してキレイにした後も、エアコンを使用する限り同じ症状になることも目に見えているので何度も面倒な思いをするというのも「取り外し」をおススメしない理由です。
細かいことはまた後日に掘り下げて掲載していきます。
それでは、良いカーライフを。