正確に言えば【一級小型自動車整備士】です。
私の仕事は、自動車の修理(整備)などを主にしています。
前までであれば『2級整備士』の資格があれば大抵のことは大丈夫という感覚でいた私ですが、
昔と違って今は自動車もハイテクの時代です!
コンピューターなどによって「制御」されてコンピューターによって車も支配されています。
その仕組みや制御のあり方などは2級整備士の資格では知識が及ばないのが正直なところです。
*だからといって【1級自動車整備士】の資格をとったとしても決して十分な知識を得たという事にもなりませんが・・・
しかし!!
やることには意味がある!
そう信じて、一級整備士になるべく勉強に励む事にしました。
必要な教材はというと・・・
まず、
【エンジン電子制御装置】
すこし中身を覗いてみると・・・
整備には直接関係ない(と、いったら怒られちゃいますね・・・)
サーキットテスターの中身の部分だったり・・・
(読むとタメになります。)
こういった、エンジンの周りに装着されているセンサーなどの装置に関しての内容が・・・
大体は、こういった装置に関しての「電気回路の説明」などが多いです。
次に・・・
【シャシ電子制御装置】
この本は、
「オートエアコン」や「ABS」、「パワステ」「ミッション(AT)」などの電子制御に関してのことがたくさん書いてあります。
そして・・・
【自動車新技術】
と、言いましても、もうお馴染みになってきている『プリウス』などのハイブリッドの車や
『圧縮天然ガス(CNG)自動車』、『筒内噴射式ガソリンエンジン』
そして・・・
『コモン・レール式高圧燃料噴射システム』や『CVT』のことまで。
「もう新技術じゃないのでは・・・??」
と、少し疑問も残りますが・・・こういったモノが記載されています。
続きまして・・・
【総合診断・環境保全・安全管理】
こちらは・・・
「応酬話法」などお客様に対しての対応の仕方や、
「自動車にかかわる環境問題」に関しての内容や、
「安全管理」に関わる【整理整頓や工具の取り扱い】や【防火・防災】などについてが記載されています。
そして・・・
【法令】
こちらは、
【道路運送車両法】という自動車に関しての法律が記載されています。
*これがもっとも覚えるのが困難です。(私個人の意見です)
【自動車検査員】を持っていれば車両法に関しては知識もあると思うのですが・・・
(車両法の勉強ばかりするので・・・・)
と、いいつつ私も持ってはいますが、覚えてもすぐ忘れてしまうのです・・・
そして最後に・・・
【問題と解説】
【過去10回分】の試験問題が編集されています。
解説も分かりやすいので教科書を見ながらコレを使う事が多いです。
教材を全部を重ねてみると・・・
こんな高さになりました・・・
全部読んで理解するには相当な時間が掛かりそうです。
試験は3月に1度きりです。(年1回開催します)
そして、1級整備士は・・・
【学科】
【実技】
【口述】 (学科に合格しないと口述試験は受けられません)
この「3点」に合格しないと
【1級自動車整備士】の国家資格をもらう事が出来ないのです。
やりがいはあります!!
いまや『電子制御』が当たり前になった自動車業界ではすでに
最低限、「1級整備士」にならなければいけないという危機感も感じております。
それ以上にもっと知識を増やし、国も1級以上の資格も用意しないと自動車整備士という存在がこのハイテクな時代においてかれてしまうような気がします。
でも、まずは受かるために日々勉強です。
あとのことはそれから考えましょう。