緊急時の備えとして~これは車に積んでおこう~

皆さんが日頃運転している車にはちゃんと車載工具は積んでいますか

積んであるのか、積んであってもどこにあるのかわからない、見たことあるけど何が入ってあるかはわからない…

と、言う人が大半ではないでしょうか?

でも、ドライブ中にトラブルなどあった際には必要なモノになってきます。

その時の為の、あったら便利、助けになるアイテムを紹介したいと思います。

車のことがよくわからない人や初心者の方、工具を触ったことのない女性も、まずは車に積んでおいていざという時に備えましょう。

今回はバッテリーが上がってしまった時のための

ブースターケーブル

(赤のケーブルと黒のケーブルのバッテリーとバッテリーを繋ぐモノ)

自宅前や会社前などのバッテリー上がりであれば業者さんを呼んだり、知り合いに助けてもらうことでどうにか出来ると思いますが、旅行先やドライブ中に半ドアやライトを点けたままエンジンを切り、乗ろうとした際にバッテリーが上がってしまっていた時は、直ぐに知ってる人や業者さんが駆け付けてくれるかどうかは微妙なところです。

けれども、自分がケーブルを持っていることで周りの人に助けてもらう事は出来ます。 *周りの人が親切か、車が通る場所かにもよりますが・・・

バッテリー上がりの車が軽自動車であれば、乗用車に乗っている方のバッテリーで大抵の場合は掛けてもらうことが可能です。

乗用車同士の場合は、注意が必要です。

簡単にいうと、大きいバッテリーが上がってしまった場合は小さなバッテリーで繋いでエンジンを掛けようとすると、救援車の小さなバッテリーを積んでいる車もバッテリー上がりを起こす可能性があるからです。

◯大きなバッテリー(助ける側)→
小さなバッテリー(助けてもらう側)

❌小さなバッテリー(助ける側)→
大きなバッテリー(助けてもらう側)

です。

繋げ方は、「」と「黒」のケーブルがありますが、

「赤→プラス(自分)~プラス(相手)」

「黒→マイナス(自分)~マイナス(相手)」

で、繋げてください。

本当は・・・マイナス(自分)の所はエンジン(ボデーアース)の所に繋げて…と、言いたい所なんですが、少しややこしい説明になってしまうので、緊急時ということで簡単に覚えておいた方が良いのかなと。

自信のない場合は無茶をせず誰かに声を掛けて、わかっていそうな人にお願いするのが一番です。

女性であれば、真っ先に車のこと知ってそうなオジさんの所へ駆け付けて頼ってください。

きっと、頼りになってくれるはずです。

男性の場合は少し申し訳なさそうにオジさんに頼れば、きっとめんどくさそうにサポートしてくれるはずです。

その時は、御礼を言うために名前や連絡先などを聞くことも忘れずに!

大抵の方は「いいよ、いいよ、大したことしてないから…」と、カッコ良くその場を去っていくと思います。

(注:実体験が元になっております。)

せっかく楽しく車に乗って出掛けているのですから最後まで楽しく、嫌な思いをする事なく帰ってきたいはずです。

でも、トラブルというのは突如として訪れます。

こういったことを少しでも回避すべく用意出来るものは用意して構えておくだけできっとトラブルに見舞われた時に、

「どうしよう…」→なんとかしよう!」

という強い気持ちに変わるのではないかと思います。

ブースターケーブル購入ポイントは・・・

「長さはメートルくらい」

「太さはセンチほどあれば良し」 *細過ぎると接続時の発熱などの原因になります。

安過ぎるものはなるべく控える。」

貰ったものや中古のモノなどはケーブルにヒビ割れなどしていて配線が剥き出しになっていないかを確認して使用してください。

なんだかんだで長くなってしまいましたが、バッテリー上がりは旅行中やドライブなどで多いトラブルの中の一つです。

本当にタイミング悪く、故障することもありますが、これはどうしようもないことなので諦めるしかありません。

せめて、バッテリー上がりなんじゃないかと判断できる時はなんとかしようという気持ちがあれば、なんとか出来てしまうことが多々あります。

ただし、注意していただきたいのが、車の知識がないのにも関わらず、なんとかなるの精神でイジってしまうことは避けてください。

二次災害を起こす可能性があります。

バッテリーをにつけたりして、

『バチッバチッ』

と、音がして・・・

「それからウンともスンともいわなくなった・・・」

と、いう他の故障を引き起こす原因にもなりかねません。

中途半端な知識を持って車をイジる人」ほど怖いものはありません。

皆さん、車は安心安全で、そして最低限の備えを用意して出かけましょう。

*今回は「最低限」ということで充電式のジャンプスターターなどは紹介しておりません。

金額など気にされずに準備&用意のできる方は最新の道具を所持してみるのも安心材料の1つだと思います。

それでは、良いカーライフを。